Half-life of Archetype at Hiroshima Prefectural Art Museum

広島県立美術館で7月6日〜9月10日まで開催される、「広島県立美術館/縮景園連携企画 (大名庭園+美術館)✕ 現代アート=記憶の庭 菅亮平・柴川敏之とめぐる」に参加します。

私は、戦前の縮景園に設立された国内最初期の私立美術館といわれる「観古館(かんこかん)」と、園内の蔵に保存され被爆による消失を免れた能道具に着目しました。「Half-life of Archetype」と題した私の展示では、能をテーマとした新作を日本近世美術と併置させながら展示します。そして、展示空間を能舞台に見立て、広島県福山市に拠点を置くシテ方喜多流の能楽師 大島衣恵氏らに「高砂」の演能を行っていただき、その記録映像も発表予定です。

また、併設されるコレクション展では、原爆ドームの第5回保存工事で用いられた被曝当時の色彩を再現した塗料で2022年に制作した自作の絵画《K 15-30D》と、広島県立美術館所蔵の平山郁夫《広島生変図》を対照させる展示も行います。近世、近代、世界大戦、戦後、現代までの時間性および空間性が単線で結ばれるのではなく、「廣島・広島・ヒロシマ」の多層的な文脈が行きつ戻りつし、入れ子構造となるようなコンセプト・メイキングを念頭に置いています。

会期中には、トークイベント(7月28日 17:00-)やワークショップ(8月12日)も開催します。皆さまのご来場をお待ちしています。


 

開催概要
会期:7月6日(木)~9月10日(日)
開館時間:9:00~17:00(金曜日は20:00まで)
縮景園:9:00~18:00 ※入場は閉館30分前まで
会場:広島県立美術館2階(所蔵作品展4室)+縮景園
休館日:美術館は7月10日(月)は休館、8月7日(月)は閉室
※縮景園は開催中無休
入場料:〔美術館・縮景園共通券]一般610円 大学生350円
※他チケット有り
※学生券を御購入・御入場の際は、学生証の提示をお願いします。
※身体障害者手帳をお持ちの方や65歳以上の方、県内の大学に在学する留学生の方などは無料
(1階総合受付及び縮景園受付でお申し出ください。)
※特別展「魔法の美術館」展は別料金。ただし、同展チケットにより所蔵作品展は無料、
縮景園には同展チケット(半券可)のご提示により100円で入園できます
同時開催
2階所蔵作品展 第2期 サマーミュージアム  魔法の広島県立美術館
2023年7月6日(木) ~ 2023年9月10日(日)
3階特別展 魔法の美術館
2023年7月22日(土) ~ 2023年9月24日(日)